水抜き・湯抜き方法

水抜き操作はこまめに忘れずに行い、操作する際はしっかりと行うようにしましょう

水抜き方法(アパート・賃家の場合)

水抜きする

1.流し,浴室,洗面の水を出します。(蛇口を開けます)
  • Q.なぜ蛇口を開けるの?
  • A.水道凍結は、水道管の中にある水が凍結することで発生します。したがって、水抜き栓を閉めて水を止めただけでは、水道管の中にまだ水が残っている為に凍結します。そこで、蛇口を開けて、空気を入れることにより、はじめて水道管内の水が抜けていきます。
    ストローに水をつけて、ストローの上を指で抑え、引き上げたとき、指を離すと、ストローの中の水が抜けていく原理と同じです。
2.流し,浴室,洗面の水抜き栓をしっかり閉めます。

(ハンドルを「時計回り」の方向に回す)

  • Q.最初に水抜き栓を閉めても良いのですか?
  • A.蛇口から水を出しながら、水抜き栓を閉める方法が一般的ですが、水抜き栓を閉めてから、蛇口を開けて水抜きを行うことも可能です。ただし、中途半端に蛇口を開けると、水が完全に抜けきらずに、凍結する可能性が高くなるので、注意が必要です。

水抜き操作後は、蛇口は開けた状態にします。

3.トイレの水抜き栓をしっかり閉めます。

(ハンドルを「時計回り」の方向に回す)

4.トイレのタンクのレバーを回し、トイレタンク内の水を空の状態にします。
  • Q.なぜタンクの水を空にするのですか?
  • A.トイレは蛇口がありませんので、水道管内に水が常に溜まっている状態です。その水も空気を入れて抜かなければなりません。
    タンクが付いているトイレの場合は、タンク内に「浮き」があり、その「浮き」の浮き沈みにより、出水・止水を行っています。そのために、タンク内の水を空にすることで、決まっている水位より水が少なくなることで、接続されている配管へ空気が入ることになり、水道管内の水が抜けていくためです。
5.洗濯機の水抜き栓をしっかり閉めます。

(ハンドルを「時計回り」の方向に回す)

6.洗濯機の蛇口を開けます。(開けた状態にします)
7.洗濯機のホースを外します。

注意:洗濯機のホースを接続したままで、水抜き栓を閉めても、水は抜けません必ずホースを外して蛇口へ空気を入れる操作を行ってください。 また、ホースを外す際は、ホースや蛇口に残っている水が出る可能性がありますので、 タオルや容器などを置いて、床や壁が濡れないように外してください。

  • *洗濯機の水抜き栓は、洗面や浴室などと併用されている場合もあります。水抜きを行う前に事前にご確認をお願い致します。
  • *下写真のように、全自動洗濯機用水栓が設置されている場合は、先端のプラスチックの部分(逆止弁)を押すと、空気が入り、水が抜けます。
    ただし、水道管内に残った水が出てくる可能性がありますので、タオルや容器などを置いて床や壁が濡れないように行う必要があります。
8.流し,浴室,洗面,洗濯のお湯を出します。(蛇口を開けます)

蛇口は開けた状態にします。

9.給湯器の水抜き栓をしっかり閉めます。

(ハンドルを「時計回り」の方向に回す)

10.湯抜き栓をしっかり開けます。

(ハンドルを「反時計回り」の方向に回す)

11.シャワーのある浴室の場合は、シャワーを床に置き、混合栓の「シャワー」と「カラン」の切替レバーを操作して、シャワーホースの中に溜まっている水を出します。

このときに、シャワーホースにたるみがないように置きます
(シャワーホースの中に溜まっている水を排出する役割を伴います)

混合栓の場合、必ず、「シャワー」と「カランレバー交互に切替えを行って、水・湯の配管へ空気が入るように操作をしてください。

サーモ付の混合栓の場合、上記のように「シャワー」と「カラン」のレバーを切替後冷水・温水の温度調整の切替操作も一緒に行ってください。

12.追焚き機能のある浴室の場合は、必ず浴槽の追焚き口より高い位置まで水を溜めます

(追焚き専用のホースも凍結する恐れがあるので、防止する為に水を張ります)

  • Q.湯抜き栓を開けるのはなぜですか?
  • A.前項Uの「湯抜きとは・・」でもご説明しましたが、お湯は給湯器を通り、台所や浴室などへ繋がります。その間には、水抜き栓がありません。そこで設けられるのが、湯抜き栓になります。
    湯抜き栓は通常は閉まっている状態です。そのため、給湯器の水抜き栓を閉めると、給湯器へ水は行かず、お湯も出ません。
    しかし、水は止まっても、お湯の配管の中には、常に水が通っている状態なので、その水(湯)を排出する役割が湯抜き栓になります。そのため、普段は閉まっていますが、水抜き操作を行う際には、開いて、お湯の配管内にある水(湯)を抜く(排出)して、凍結を防ぐ役割があるからです。
  • Q.湯抜き栓の操作をしなければ、どうなりますか?
  • A.お湯が出ません。給湯の配管が凍結してしまいます。

★★ 蛇口から水が完全に出ない状態になり完了です ★★

(2)の操作のあとに、「ゴー」という音が蛇口より聞こえます。
この音は水が抜けていく音なので、破裂や漏水の音ではありません。

水を使用する場合(復旧する場合)

再度、水を使用する際は、水抜き作業と逆の方法で操作を行っていきます。

1.流し・浴室・洗面・洗濯機の蛇口を閉めます。
2.洗濯機のホースを蛇口へ接続します。
3.湯抜き栓をしっかり閉めます

この際に、不完全な状態で閉めると(中途半端に開いた状態)、湯抜き栓より水(湯)が流れ放しの状態になります。必ず最後までしっかりと閉めて下さい。

4.流し・浴室・洗面・洗濯機の水抜き栓をしっかり開けます
5.トイレの水抜き栓をしっかり開けます

トイレは蛇口がないので、水抜き栓を開けて、タンク内に水が溜まると、自動的に水が止まります。

*洗濯機のホースの接続の際には、水漏れの恐れがありますので、ご注意ください。