水抜き操作はこまめに忘れずに行い、操作する際はしっかりと行うようにしましょう

水抜き・湯抜きについて

水抜きとは・・・

寒冷地において、冬期に水道管の凍結による損傷を防ぐ為に配管の中の水を排水する為の操作です。
通常、水道管は、凍結深度(地面が凍る深さ)以下に埋設されています。
したがって、その深さまでの水道管内の水を無くせば凍ることはありません。
「水抜き」は、その操作を行うための作業です。
水抜きを行うためには、「水抜き栓」を操作します。

「水抜き栓」とは、水を凍結深度より深い地中に、水を排出する器具です。
それにより、水を水道管からなくすことができ、安全・確実に凍結防止ができる方法です。

(水抜き栓(「元栓(もとせん)」と言う場合もあります)=不凍(ふとう)栓(せん)とも言います)

湯抜きとは・・・

給湯器が設置されている場合に必要となる操作です。
通常、お湯が作られる場合、元栓より水が給湯器に入り、給湯器でお湯が作られ、給湯器から出た配管を通り、台所や浴室などへ給湯配管が接続されています。そのため、「給湯器」の水抜き栓を閉めて、給湯器の水を止めると、給湯器へ入る側(水)は水抜きができます。
しかし、給湯器から出る側(湯)の水までは抜けません。
そこで、給湯器から出る側(湯)の配管内に残った水(湯)を排水するための操作を「湯抜き」といいます。
湯抜きを行う装置が「湯抜き栓」という器具になります。